精神障害があっても安心できる社会【鹿児島市A型事業所】

こんにちは。鹿児島市のA型事業所、Kindです。

今回は精神障害があっても安心できる社会について、少し考えてみたいと思います。

Contents

■ 精神障害とはなんだろう?

精神障害」と聞くと、ちょっと難しく感じるかもしれません。
ですが、うつ病や不安障害、統合失調症、双極性障害など、聞いた覚えがあるのではないでしょうか。

精神障害は精神面、心に関わる障害です。中には身近な病気も含まれます。
そして見た目ではわかりにくいため、誤解されたり、理解されにくかったりすることが多くあります。

■ 生きづらさの原因は「社会の目」

精神障害のある人が感じる生きづらさの多くは、「偏見」や「無理解」から生まれています。

障害の種類もさまざまですが、精神面は他の人からでは分かってもらえない事が少なくありません。
相談をしても「考えすぎ」や「気の持ちよう」だと言われて困ってしまう。
病気を理由に仕事や人間関係に悪影響が出てしまう可能性もあります。

精神障害が理解できないことによる、人々の心配もあるかもしれません
実際は、適切な治療支援があれば仕事も可能で、安心して暮らすことができます。

■ 安心して暮らせる社会にするには?

精神障害があっても、安心して暮らすために必要なのは「理解」と「支え合い」です。

近年では精神障害に対する理解が社会に浸透しつつあります。
決して精神障害は特別なことではなく、身近にも起こりえること。もしかすると自分自身も抱えていることかもしれません。
その事を一人ひとりが意識すれば、社会が安心できる場所になるでしょう。

また、困っている人にはそっと手を差し伸べる勇気と、優しさを持つこと。
辛い人には無理に励まそうとせずに、まずは「話を聞く」ことから大切にする。

私たち一人ひとりの優しさが、誰かの安心につながります。

■ まとめ

精神障害は「見えない障害」です。
しかし、見えないからこそ、お互いを思いやる心がとても大切となります。

「わからないから、知ろうとする」

「怖いと思ったら、まず話してみる」

そんな小さな一歩から、誰もが安心して暮らせる社会が始まります。

〈文・構成 二見〉 

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