A型事業所Kindの一日について【鹿児島市A型事業所】
こんにちは。鹿児島市のA型事業所、Kindです。
Kindも含め、鹿児島にはパソコンを使った業務を提供するA型事業所がいくつもあります。
今回は、「パソコン作業中心」の就労継続支援A型事業所Kindでの様子を、簡単にご紹介いたします。

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朝の時間、安心のスタート
始業開始の10時前、利用者が続々と事業所に到着します。
事業所の中は静かで落ち着いた雰囲気。スタッフが「おはようございます」と声をかけると、利用者も自然と挨拶を返します。
10時になると朝礼で挨拶を行い、作業を開始します。
作業時間が始まると、事業所の中はキーボードの音が心地よく響き始めます。
仕事も人によってさまざま。
データ入力の業務、リストの作成を行う方、Webデザインの作成やコーディングを行う方など、各自で得意とする業務を行います。
午前中は集中力を高く保てる時間。
分からない点があれば、すぐにスタッフに質問できる体制があるので、安心して作業に取り組めます。
昼休み、そして午後の業務。
12時になると作業は一旦ストップ。昼休みです。
昼食をとって、ゆっくりと休みます。
その後は利用者同士でお話を行う、パソコンを使って調べものをすると言ったように、自由に時間を使います。
一時間の昼休みのあとは、作業を再開します。
午後も引き続き午前の仕事の続きを行う方もいれば、別の内容の仕事に取り掛かる方もいらっしゃいます。
もちろん、必要であればスタッフが手伝いをいたします。
そして時間いっぱいに業務を行い、15時には終礼を行い、一日の業務は完了です。
最後に
パソコンを使った作業は、手に職をつけるだけでなく自己肯定感や社会参加の感覚を取り戻す手段です。
A型事業所Kindでもパソコン活動を通じ、社会参加の一助となれるよう取り組んでいます。
もし、あなたやご家族が「働くこと」に一歩踏み出したいと感じているなら、パソコン作業を行うA型事業所は、その第一歩を支えてくれる場所かもしれません。
〈文・構成 二見〉