【鹿児島市A型事業所】意外と知らないパソコンの「強制終了」について
こんにちは。鹿児島市の就労移行支援A型事業所のKindです。
今回は、パソコンがフリーズしたときなどに使う「強制終了」について解説します。
強制終了は便利な機能で、よく使われる方もいるのではないでしょうか。
しかし、使い方を誤るとデータの損失やパソコンへの負荷を引き起こすこともあります。
正しい知識を持って、安全に使いましょう!

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強制終了とは?
「強制終了」とは、パソコンが応答しなくなったときに、通常の手順を無視して電源を切る操作のことです。
通常は「スタートメニュー → シャットダウン」で電源を切りますが、それができないときに最後の手段として行う操作です。
以下は、WindowsとMacでの代表的な強制終了の方法です。
◯ Windows の場合
- ハードウェアの電源ボタンを長押し(5〜10秒程度)
- 電源ボタンを押し続けると、パソコンの電源が切れます。
- その後、再度電源を入れれば再起動できます。
- タスクマネージャーからアプリだけを強制終了
Ctrl + Shift + Escでタスクマネージャーを開き、- フリーズしているアプリを選択して「タスクの終了」をクリック。
◯ Mac の場合
- 電源ボタンの長押し(約10秒)
- Macの電源が切れます。
- その後、通常通り電源を入れて再起動。
- アプリだけを強制終了
Command + Option + Escで「アプリケーションの強制終了」画面を開き、- フリーズしているアプリを選んで「強制終了」。
強制終了の効果と注意点
■ 効果
- フリーズしたパソコンをリセットできる
- 反応しないソフトウェアやシステムを終了できる
- ウイルスやエラーによって制御不能になった場合の回避策になる
■ 注意点
- 保存していないデータは失われる
- ハードディスクやSSDにダメージを与えるリスクがある(頻繁に行うと劣化の原因に)
- システムファイルが破損する可能性がある(再起動できなくなることも)
どうしても必要なときだけ使おう
強制終了はあくまで非常手段です。
できる限り通常の方法でシャットダウンしたり、タスクマネージャーなどでアプリごとの終了を試みましょう。
何度も強制終了が必要になる場合は、パソコンのハードやOSに何らかの問題がある可能性も。
専門家に相談するのもひとつの手です。
〈文・構成 二見〉