障害者割引制度を活用しよう【鹿児島市A型事業所】
こんにちは。鹿児島市のA型事業所、Kindです。
障害者手帳を持っていると、さまざまな場面で割引や支援を受けることができます。
しかし、「どこで使えるのか分からない」「手続きが面倒」と感じて活用できていない方も少なくありません。
この記事では、日常生活に役立つ主な障害者割引制度と、上手に活用するためのポイントを紹介します。

Contents
交通機関の割引
障害者手帳を使えば、電車、バス、航空機など多くの交通機関で、割引が適用されます。
例えば利用料金の半額など。「障がい者割引運賃」を各機関で設定しているところがあり、予約時に選択できる場合もあります。
割引を受ける際には手帳は忘れずに、窓口や予約時に提示しましょう。
レジャー・文化施設の割引
映画館、美術館、水族館などでも、障害者割引が利用できます。
レジャー施設によっては千円を超えて少し高いと感じることもあるのではないでしょうか。そんな時も手帳の出番です。
もちろん施設によって割引が異なるため、どれくらい割引が利くのか事前に公式サイトで確認するのがおすすめです。
公共料金・通信の割引
さらにNHK受信料や携帯電話の料金も、条件を満たせば割引されます。
NHKの受信料も重度の障害のある方が世帯主の場合は半額が免除され、携帯各社でも障害者向けプランが定められています。
プランによっては基本料金が割安になることがあります。
これらは自動的には適用されないため、手帳を持ってショップや市役所で申請する必要があります。
税金・医療費の支援
所得税や住民税には障害者控除があり、申請も可能です。
また、自立支援医療や医療費の助成制度も活用すれば、通院や治療費の負担が軽くなります。
制度によっては追加の書類が必要なので、事前に確認しましょう。
まとめ
多くの制度は申請しないと適用されません。
もっと知りたい際には、お近く市役所の福祉窓口、障害者支援センターに相談すれば、地域で利用できる割引制度を教えてもらえます。
また、自治体のホームページには福祉のガイドブックが掲載されていることもあります。
障害者割引制度は、日々の生活を少しでも楽に、楽しくするためのサポートです。
「ちょっと面倒かも」と感じる申請も、一度やっておけば長く使えるものばかり。
まずは身近な交通や通信、レジャーから活用してみましょう。
〈文・構成 二見〉