早春の花々に包まれて【鹿児島市A型事業所】
二月も中旬を迎えたこの頃は、『早春』とも呼ばれます。
早春は、寒さがまだ残る一方、少しずつ春の兆しが感じられる特別な季節です。
冬の終わりを告げる花々が咲き始めるこの時期は、自然が新しい息吹を吹き込む瞬間です。今回は、そんな早春の花々について三種ほどご紹介したいと思います。
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梅の花(ウメ)
梅の花は、春の訪れを告げる象徴的な存在です。寒い季節を耐え抜いて、最初に咲く花として知られています。薄紅色や白色の花が枝に咲き誇る姿は美しく、見ているだけで心が温まります。
梅の香りもとても上品で、春を感じさせてくれる香りです。
もし近くに梅の花が咲く名所、公園などあれば観に行くのも良いでしょう。梅の花が咲き誇る場所を散策することで、春を一足早く感じることができます。特に、梅の花が風に揺れる姿は、心を落ち着かせてくれる癒しの時間です。
水仙(スイセン)
白や黄色の清楚な花を咲かせる春の花として知られている花が、水仙です。
1月下旬から2月にかけて、早春の代表的な花である水仙。その香りは非常に芳しく、風に乗ってふわりと漂うその香りは、心をリラックスさせ、春の訪れをより一層感じさせてくれます。
水仙の花が咲くとようやく冬の終わりを感じ、暖かな白と黄色の色彩は春が確実に近づいてきたことを実感することができます。
クロッカス
クロッカスは、早春に咲く可愛らしい小さい花。紫や黄色、白の鮮やかな色をした花を咲かせます。
地面から顔を出すその姿は、冬が終わり春が始まったことを知らせてくれるようです。クロッカスの花は、草花の中でも特に春を告げる花として親しまれており、どこか希望と、春の訪れを感じさせます。
クロッカスは雪の下から顔を出すことが多く、その姿を見ると、寒さに負けず春を迎えようとする力強さに感動することでしょう。
まとめ
早春の花々は、どれも寒い季節に耐え抜いて咲く力強さを持っています。そんな花々を見ることで、心が温まり、また新たな季節に向けての希望や期待を感じることも出来るでしょう。
もし良ければ、お近くの公園や庭園を訪れて早春の花を探してみるのもおすすめです。
今回ご紹介した三種の花以外にも、まだ早春の花はございます。
ぜひ自分でも調べてみて、好きな花の写真を撮り、香りを楽しんだりすることで、春を一足早く感じることが出来るでしょう。
〈文・構成 二見〉