【2024年最新版】絶対に買うべきシネマカメラLUMIX/Panasonic GH7ついに発売【鹿児島市のA型事業所】
2024年7月下旬,LUMIX/Panasonicのシネマカメラの最新機種GH7がついに発売されます。
GH6の後継機として発売される本機ですが、GH6は2022年3月25日に発売されており約2年4ヶ月という短いスパンでのリリースです。
さて、GH6ユーザーにとってGH7は本当に手に取るべき機種なのでしょうか?
GHシリーズはマイクロフォーサーズ規格のセンサーを搭載しており、マイクロフォーサーズ機の決定版とも噂される本機ですが、3つのポイントに沿って注目の新機能についてみていこうと思います。
⚪︎カタログスペック
823gから805gと本体重量が軽くなった点が特筆すべき点でしょう。撮影現場にはカメラの他様々な機材を持ち歩く必要があるため本体重量の軽量化は機動力の向上・作品制作に大きく寄与する点だと言えるでしょう。
⚪︎AF機能の向上と手ブレ補正の強化
コントラストAFだけでなく像面位相差AF採用でオートフォーカス精度とスピードの高さが向上、これは映像制作の現場でもありがたい機能の向上です。これに加え手ブレ補正も強化されていることから、微細な動きにも対応し安定して動画を撮影することができます。
GH6ユーザーが口を揃えて語っていたAF性能の欠点はここで解消されたと言えます。
⚪︎リアルタイムLUT機能と32bitフロート録音
LUTとはLook Up Tableの略で、映像の色変換を行う際に用いるものです。スチル・動画の両方において、カメラ側に登録されたLUTを適用させることで自分自身の意図する色味をカメラ内で焼き込むことができます。この機能で手軽に、作品制作の幅を大きく広げることが可能となりそうです。
また、音響面に関しても32bitフロート録音を採用、レベル調整をせずとも音割れの恐れがほとんどないと言われており、広範囲の録音が可能とされています。また編集時に音量を上げても解像度が低下しないというのも大きな魅力です。
このようなLUT機能と録音性能の向上は映像制作・編集の現場においてクリエイターの多様な表現を引き出す機能の向上と言えるでしょう。
⚪︎おわりに
ユーザーからの声と真摯に向き合い、また様々な新機能を実装しながらもボディの軽量化にまで取り組んだ企業努力が伺えるGH7。
映像撮影においてはPanasonicのフラッグシップモデルとして自信を持ってお勧めできるモデルだと言えます。この性能で2024年7月現在メーカー希望小売価格27万円前後というシネマカメラとしては破格の値段でのリリース、期待が高まります。