父の日と、福祉の現場【鹿児島市A型事業所】
こんにちは。鹿児島市のA型事業所、Kindです。
一昨日の日曜日、6月15日は「父の日」でした。
全国のお父さんに感謝を伝える、そんな祝日のひとつ。
私たち障がい福祉の現場でも、この時期になると少し特別な思いが生まれました。

Contents
福祉の現場から見える「家族」への想い
就労継続支援A型事業所には、日々、さまざまな障がいのある利用者さんが通所されています。
中には、ご家族とともに生活を支え合っている方も珍しくはないと思われます。
その日には一緒に食事に行くこと、またはプレゼントを贈るのも、感謝を伝える方法です。
また、家族と同居していなくても実家に帰って会いに行く。そんな過ごし方もあるかもしれません。
そして親からの目線では、子どもの頑張る姿も親孝行とも言えるでしょう。
A型事業所で働くことも「仕事」の選択肢。家族との関係を築き直したり、自立を目指す第一歩になることもあります。
鹿児島で広がる障害福祉の選択肢と未来
鹿児島県内では、就労継続支援A型事業所をはじめとした福祉サービスが少しずつ増え、多様化しています。
一般企業に近い形で雇用契約を結び、支援を受けながら働くことができるA型事業所。
その中で利用者の皆さんが「ありがとう」と言われる側になり、自信や役割を感じられるようになるのは、本当に素晴らしいことです。
働くことを通して、「ありがとう」と言える日常を増やしていけるよう、一人ひとりのペースに寄り添ったサポートを心がけています
就労継続支援A型事業所Kindも、鹿児島市内で障がい福祉サービスを必要とされる方やご家族に向けて、安心して通える場所づくりを続けていきます。
父の日に、感謝とともに考えたいこと
父の日は、日ごろなかなか伝えられない感謝を言葉にする良いきっかけです。
同時に、障がいのある方やそのご家族が、地域の中で安心して暮らしていける社会について、少しだけ考えてみる日にもなれば嬉しいです。
〈文・構成 二見〉