オンラインで学べる!障害福祉向けパソコン学習【鹿児島市A型事業所】
こんにちは。鹿児島市のA型事業所、Kindです。
パソコンスキルは日常生活や就労の場面で欠かせないものになってきました。
障害のある方にとっても例外ではなく、ICT(情報通信技術)を活用することで可能性が広がるケースが増えています。
しかし、「パソコン教室に通うのが難しい」「一人で学ぶのが不安」という声も多く聞かれます。そんなときに役立つのが、オンラインでの学習ツールや教材です。
今回は、障害福祉の現場でも使いやすい、オンラインで学べるパソコン学習の方法やおすすめサイトをご紹介します。

Contents
1. オンライン学習のメリットとは?
障害のある方にとって、オンライン学習には多くのメリットがあります。
- 自分のペースで学べる
集中力や理解のスピードに合わせて、繰り返し学習が可能です。 - 移動の負担がない
自宅や施設で学べるため、身体的・精神的な負担を軽減できます。 - 無料・低価格の教材が豊富
初期費用を抑えて学べるものも多く、学習のハードルが低い所が魅力です。
2. 障害福祉で使えるおすすめオンライン教材・サイト
では、どのようなオンライン教材、Webサイトが良いでしょうか?
おすすめ出来る教材、サイトをご紹介いたします。
パソコン市民講座
- URL: https://www.pc4353.net/
- 全国に教室を展開し、初心者から資格取得まで対応。映像授業が中心で、視覚的に学びやすい構成です。
特に、タイピングやWord・Excelなどの基本操作を学ぶのに適しています。
支援者と一緒に受講し、利用者のスキルアップを図ることができます。
動画学習(YouTubeチャンネル)
- YouTubeで「やさしい パソコン教室」と検索!
- Word、Excel、タイピングなどを動画でわかりやすく解説。調べれば教材となる動画が数多くあります。
音声と画面で視覚的に理解できるため、支援員と一緒に見るのも効果的です。
GCF(Google Career Certificates)
- URL:https://grow.google/
- Googleが提供する本格的なIT講座です。
少し難易度は高めですが、就労移行支援など中〜上級者向けのICT訓練におすすめです。
e-typing(イータイピング)
- URL:https://www.e-typing.ne.jp/
- タイピング練習に特化したサイト。無料で利用可能です。
ゲーム感覚で学べ、視覚的に理解しやすいインターフェースが特徴。
パソコン教室わかるとできる
- URL: https://www.wakarutodekiru.com/course/list.html/
- 初心者向けのオリジナルテキストと映像授業が特徴です。
個別学習制度を採用しており、自分のペースで学習を進めることがメリット。
支援者が個別にサポートしながら、利用者のペースに合わせて学習を進めることができます。
3. オンライン学習を成功させるコツ
オンライン学習を成功させるには、いくつかのコツが存在します。
まずは学習時間、疲れや集中力に配慮し、時間の設定を行いましょう。途中で休憩を挟むことも効果的です。
また、成果の「見える化」もモチベーションに繋がります。
学習の記録をつけ、簡単なワークシートを作成することで、出来たと言う達成感を得られるでしょう。
4. まとめ
オンラインでパソコンを学ぶことはスキルを身につけるだけではなく、「自信」や「社会参加の機会」を広げる第一歩でもあります。
「苦手だから…」とあきらめず、一人ひとりに合った学び方を選べる時代になってきています。
福祉の現場でもオンライン教材を活用して、「できる」を少しずつ積み上げていけたら素敵ですね。
〈文・構成 二見〉