チラシやポスターのレイアウトを考えよう【鹿児島市A型事業所】

こんにちは。鹿児島市のA型事業所、Kindです。
地域イベントなど、何かの機会に告知やポスターを作るとき、「なんだか見づらい」「内容がうまく伝わらない」など悩んだことありませんか?
今回はすぐに実践できる、チラシやポスターのレイアウトのコツについてご紹介いたします。
Contents
① 一番伝えたいことは「目立つ場所」に
人の目は、紙の左上から右下に流れる傾向があります。
なので、一番伝えたい内容(例:イベント名、日時、重要なお知らせなど)は上の方に大きく配置するのがポイントです。
たとえば
- 「○○夏祭り」→ 上に配置
- 「4月30日(日)開催!」→ サブ見出しとして少し小さめに
このように使ってみるのも良いでしょう。
② 情報はグループ分けしよう
情報が乱雑に並んでいると読みにくいことがあります。
関連する内容はかたまり(ブロック)でまとめると、読む人にとって親切です。
- イベントの基本情報(日時/場所)
- 内容(プログラム)
- お問い合わせ先
これらの内容はまとめて、分かりやすい配置にしておくと良いでしょう。
③ 余白を活用しよう
文字をびっしり詰め込みすぎると、逆に読みにくくなることがあります。
余白(スペース)をあえて作ることで、全体がより見やすくなります。
- 見出しと本文の間にしっかり間を空ける
- 画像やイラストの周りにゆとりを持たせる
④ 使用するフォントの限定
いろんなフォントを使うと目立つと思いがちですが、逆効果で読みづらくなります。
フォントの数は絞って、2種類、または3種類にしましょう。
例えば二種類のフォントを使用する際には、このような使い方があります。
- 見出し:ゴシック体(太くて読みやすい)
- 本文:明朝体(少し落ち着いた印象)
制作する内容に合わせ、フォントを組み合わせてみましょう。
⑤ 色は3色以内でまとめるとスッキリ
色を使いすぎると、かえって視認性が悪くなることも。
ベース・アクセント・強調の3色くらいにおさえると、まとまりが出ます。
こちらも使い分けの例として、以下のようになります。
- ベース:白(背景)
- アクセント:青(見出し)
- 強調:赤(大事なところ)
まとめ:より伝わるデザインに
レイアウトはちょっとしたコツを押さえるだけで、より伝わるデザインになります。
- 一番伝えたいことは目立つ場所に
- 情報はグループ分け
- 余白を使おう
- フォントは少なく使う
- 色は3色以内にまとめる
もしチラシやポスターなど制作する機会がありましたら、ぜひ参考にしてみてください。
〈文・構成 二見〉