説明する難しさ

カインドでは、利用者さんと一緒に進める作業が多くあります。特に新しい案件がスタートした際には、説明をしっかりと行い利用者さんに理解していただき作業を開始してもらいます。

資料を作成しそれ元に説明をおこなったり、実際一緒に作業を行い慣れて頂いてから作業に取り組んでいただいたりと様々ですが私が感じたことは、人によって理解しやすい方法があると言うことです。

思った以上に教える事は大変

人に伝える説明する事は本当に難しいです。

同じように同じ事を伝えても人によって伝わり方や伝わる量は変わります。

例えば以前こんな事がありました。ある案件をスタートする際、利用者さん数名に対して同時に案件内容を説明する機会がありました。

利用者Aさんは、よく理解して頂いているようで頷きつつ話を聞いており、その他の利用者さんは疑問点などがあった際には質問を行いメモを取っていました。

私は、頷きながら聞いていた利用者Aさんはしっかりと理解して頂いた。スムーズに作業に取り組んでいただけると思い込んでいました。

しかし、作業が始まりしばらくすると利用者Aさんにしっかりと伝わっておらず、作業が中々進まないと困りきった利用者Aさんから声をかけられました。

私は、それまで伝えるべき情報を伝達する事が大切だと思い込んでいました。
しかし、実際には伝える相手にしっかりと伝わる事が何よりも大事ということをその時に痛感しました。

この事をキッカケに、説明する際には今どこまで理解しているかの確認を徹底し、理解して頂く事が難しい場合には、紙に文章で書いて残したり、図やイラストで説明したりと説明する際のバリエーションを増やし対応する事で以前とは違い格段に伝わるようになりました。

1-2.zoomでの対応により伝え方は大きく変化

現在利用者さんは、在宅勤務で近くにいない環境です。zoomを使いコミュニケーションをとる事も多くあり、作業内容を伝える際も今までとは違った点も多く、開始当初は戸惑う事も多くありました。しかし、悪い事ばかりではなく今後も活かしていける事も多く発見する事が出来ました。

例えば、zoomの画面共有機能を使った説明が大活躍しました。

利用者さんから出た質問に対して作成した資料や参考になる映像、実際の作業画面を
画面に映し出し、分からない点には、ピンポイントで対応する事で不明な点を減らす事が出来ました。

更にzoomでは、複数人が参加する事が出来、映像を録画する事も出来ますので
現在は、最大限活用し伝える事が出来ております。

その時、その時の状況や作業内容、利用者さんによって伝わりやすい伝え方は変わっていきますので、まずはしっかりと会話を行い、どこまで理解して頂いているのかの確認を行いながらしっかりと理解していただけるように取り組んでいきます。

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