<失敗は成功の素つて本当か?>

「成功」つて何なのでしょうか。

 今まで出会ってきた人で、「あぁ、これを成功者というのだろうなー」という人を

何人かピックアップしてみますね。

 例えば、プライベートも充実している人気芸能人の方。社員に尊敬、信頼される

大企業の社長もいれば、若くして時間的自由と年収数十億を手にした複数の会社を

経営するオーナーもいます。

 と思えば、飲食店2店舗を上手く回しながら、毎日のように大好きなサーフィン

をしてばかりいる人もいます。また、ある企業のサラリーマンなのに、成績が高い

理由からか自由を許してもらい、会社を活用して遊びまくっている人もいます。

 誰にも縛られず、山奥で山奥で彫刻を彫っているというアーティストもいます。

貧しさが苦にならないそうです。僕が成功者としてここまで並べた人の共通点は

何でしょうか。

① 好きなことをやっている

② 自分の人生を能動的に生きている。

③ 世間の評価軸で生きていない。

④ お金からの自由。

だから、彼らから「愚痴」が出ることがない。

愚痴の出ようがない環境に身を置いています。では逆を考えてみましょう。

① 好きになれないことを仕事にしている。

② 受動的に、やらされている感で生きている。

③ 世間の評価に縛られて生きている。

④ お金のために労働を提供している。

これらは、まさに「愚痴」が生まれる環境。成功者というと、遠い存在に思えますが、

いきなりそうなった人はいません。そういう人を見て、「自分なんて無理」とか「あいつは

ズルい。運がいいだけ」と嫉妬したところで何もプラスはありません。それより、

「できることからやってみよう」と思うほうがプラスです。

 愚痴を並べ、できない理由を並べて「やらない」という選択をするか。

 ワクワクを並べ、できることを信じて、「やる」という選択をするか。

 どちらの選択肢も誰だって持っているんです。もともとの素養は関係ありません。

ただ、失敗を恐れない勇気を持てるかどうかの差だと思うんです。

 と言うと何だか難しく思えるかもしれませんが、例えば、外国へ行った時に見たこともない

怪しげな謎のフルーツと、おなじみのりんごが出されたとします。その時に、「ちょっと不安だけど、

謎のフルーツを食べてみるか」みたいな感覚です。最初の一歩なんてその程度のものなんです。

                                                                      (文:菊池)

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