通勤時に使える!熱中症対策グッズ!【鹿児島市のA型事業所】
暑さの厳しい季節になりました。いかがお過ごしでしょうか?
今年も非常に暑く、照りつける日光、風すらも熱く、汗は止まらず、辛いですよね。
たとえ家や会社で、多くの時間をクーラーの利いた部屋で過ごすとしても、
通勤時に外を出るのは避けられません。
その時しっかりと熱中症対策できていますか?

そこで今回は
通勤時に、少しでも快適にそして簡単に始められるような熱中症対策グッズ
を紹介したいと思います!!
熱中症とは?
熱中症対策グッズを紹介する前に熱中症について簡単に説明します。
熱中症は、体温の調節機能が乱れてしまい、体の中の熱を外に逃がすことができなくなる状態です。
通常なら、体温が上がると皮膚下の血管に、たくさんの血を流して熱を外に逃がしたり、
汗をかき、それが蒸発することで体温を下げています。
しかし、長時間あつい環境にいるとこれがうまく働かなくなってしまいます。
その結果、熱中症になり、めまい、だるさ、吐き気・嘔吐などの症状が現れ、
最悪の場合、死に至ることも あります。
そのためしっかりと対策する必要があります。
対策
水分や塩分補給をこまめにするのはもちろんのこと、
体の太い血管の通っている場所を冷やすことも効果的です。
具体的には、首の左右、脇のした、足の付け根(前面)を冷やすことで、
大量の冷えた血液が全身をめぐり、効率よく体を冷やすことができます。
そこで今回は、この中で着脱しやすく通勤時に利用できる、「首」を冷やすグッズ2種を紹介します!
熱中症対策グッズ
安価で始めやすい『クールタオル』と『PCN素材クールリング』の2種について紹介したいと思います
クールタオル
首に巻いて使うクールタオルは、瞬間冷却タイプと接触冷感タイプの2種類あります。
大きな違いとしては瞬間冷却タイプは濡らし、接触冷感タイプは濡らさずに使うものです。
今回はより冷える屋外向きの瞬間冷却タイプについて説明します。
瞬間冷却タイプのクールタオルは使用する前に、ぬらして振ることで空気に触れさせます。
そして、空気に触れることで水が蒸発し、そのときに熱を奪う性質を利用して冷やします。
そのため、クールタオル自体がぬるくなってしまっても、
ぬれていれば振ることで蒸発を促せるので、再び冷やすことができます。
- 素材はポリエステル
冷却力が高く、ぬらしても肌触りがよいです!
- 収納ケースの有無
収納ケースがあると持ち運ぶときに、他のものがぬれてしまう心配がありません!
- 紫外線カット
中には気になる紫外線をカットしてくれるものもあります!
PCM素材クールリング
PCMとはあの宇宙開発で有名なNASAが
実際に宇宙で使う船や宇宙服に使用している素材です。
外見はシャーベット状の氷で、固まるときに熱を出し、溶けるときに熱を奪います。
PCM素材を用いたクールリングは、
PCMをビニールで包んだU字型で、28℃以下で凍結し、冷蔵庫で20分、冷凍庫で5分で完全に凍結します。
また、冷蔵庫を使わなくても、28℃以下で凍結するので、クーラーの効いた部屋に置いておけば、時間はかかりますが十分固まります。
そのため、出勤時溶けてしまっても、
涼しい場所においておけば、退勤時には使える状態になっています。
冷たさは約1時間程度つづき、結露はしにくく、
溶けきってしまっても、冷やせば何度でも使えます。
- 重さをチェック
首に着けるものですので、軽いものを選びましょう。
- 設定温度を確認する。
製品によっては設定温度が違うものがあります。冷たいものほど持続時間が短くなります。
- 大きさを確認する。
首の太さに合わせて大きさが違います
おすすめ
個人的なおすすめはPCM素材クールリングです。
理由は、ぬらすさなくてもいい点や、クールタオルは汚れたら洗わなければならないのに対し、
外の材質がビニールのためサッと拭くだけで汚れがとれます。
日常的に使う以上汚れてしまう可能性があります。
クールタオルの冷却力は確かですが、手入れや管理という点に関して優秀な
PCM素材クールリングをおすすめします!
まとめ
・熱中症対策には太い血管(首の左右)を冷やすのが効果的!
・おすすめはお手入れが簡単なPCM素材クールリング!
いかがだったでしょうか?
通勤時にぜひ今回紹介した熱中症対策グッズをとれ入れてみませんか?
しっかり熱中症対策して、元気にこの夏を乗り切りましょう!!
以上、最後までお読みいただきありがとうございました!
文・構成:藏元