デザインの本を読了してみての感想

今回チラシを制作する上で必要な情報を得るために、会社よりデザイン書籍を2冊購入していただきました。

チラシ制作するにあたり、デザインとレイアウトなど大変勉強になりました。何のためのチラシなのか?誰に見てもらいたいのか?の解決のヒントになる内容もあり、特に勉強になった点を3つご紹介します。

Contents

デザインをする前に整理する

一つ目は、デザインをする前に整理してみる事です!

この作業をしないととんでもない方向に行ってしまい、とても見れたものでないデザインが出来上がってしまいます。

誰に?、何を?、なぜ?、どんな形で?を書き出してみることでターゲット像を絞ることができます。

今回、自社の動画宣伝用チラシを制作するにあたって置き換えてみるとターゲットは、対個人なのか、対企業なのか?制作物は、結婚式ムービーなのか、企業PR映像なのか?制作物は、データなのか、印刷物なのか?などを書き出すことで方向性がわかり、ターゲットを絞ることができました。

そのターゲットに寄り添った考え方をすれば、ターゲットにささる文言、写真、イラストを決めていく事ができ、デザインの材料を用意することができます。

デザインのコツ

二つ目は、デザインのコツについてです。

ターゲットに関心を持ってもらい、導いていけるようにレイアウトを考える。

大事さの優先度を決めるという事です。

ターゲットに必要な材料の中から、特に伝えたいものはどれかを選択しないといけません。ターゲットがチラシを見たときに、一番最初に目にするものは、写真なのか、文言なのか、イラストなのかを決めます。たとえば、文言であれば大きくする事も良いでしょうし、色を付けるのもいいでしょう。イラストなら、わかりやすいアイコンにするのもいいかもしれません。

ターゲットの目を引き、チラシを最後まで見ていただけるようなレイアウトを考えることが必要です。

色の使い方

三つめは、色の使い方です。

色によってイメージされる印象は、決まっています。

暖色(赤を中心とした色相)、寒色(青を中心とした色相)、中性色(温度を感じない色相)、無彩色(白、灰色、黒など色味がない色相)があります。

ターゲットにささる色は何か?を決める必要があります。

今回制作するにあたって、結婚式をメインにするので、緑色と白色で表現しました。たくさんの色を使ってしまうとターゲットの注力がそれてしまい、最後まで導くことが出来なくなってしまいます。

まとめ

今回制作するにあたって、最初にすべきターゲットを想定して整理する作業が不十分であった為、誰にでも当てはまるようなキャッチコピーや文言を使ってしまい、初校デザインは見れたものでないチラシ、文言の羅列のチラシが出来上がってしまいました。

その反省から、しっかりミーティングをしてターゲット決定、文言選定、写真選定、レイアウト、ブラッシュアップを経て完成に近づけていきました。

更に先輩デザイナーのアドバイスで指摘通りに直すと、自分では良いと思っていたデザインが“なるほど!”と思うデザインになったりしてうれしかったり、こうすれば良くなるんだ!と日々勉強させて頂いています。

この書籍を通じてデザインの基礎とさまざまなデザイン例を見ることができ、スキルを上げることができました。更に完成度の高いデザインをたくさん見て、自身のデザインスキルをもっと上げていけるように努力していきます。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう