[改善]

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改善とは

「改善」とは書いて字の良い方向へ改めることです。

仕事をしている中で、もっと楽にできる方法はないだろうか?と考える業務の改善は欠陥や誤りを正し、より良い方向へ改めることができます。

いまでは、「KAIZEN」と英語で表記されるまでになった、「改善」という言葉の由来とは?

もともとは日本の製造業において、労働者が製品をより良くするための工程で発生した言葉です。

こうした労働者の行う作業やそれに付随する戦略を「改善」と言い始めました。

「改善」という言葉は広義にわたり、製品を生産するための機械の改造や使用する工具類を新しく作ること、また業務効率の向上や作業安全性の確保、品質不具合防止など生産の多岐にわたり関わってきます。

「改善」で大事なことは、上司など上の者からの命令、指示で行うものではなく、作業をしている自分自身が考え、そのアイデアによって物事を変えていくということが一番大事なことです。

こうして、自分自身で考えた作業工程において、最初の製品から次の製品、そしてまた次の製品へとより良く改められていきます。

「改善」はこのように一つの過程で終了するのではなく、次から次へと良いものを生み出していく「継続する」ということが大事なのです。

「改善」海外への普及

日本の製造業から生み出されたこの「改善」という考え方は、日本企業が海外進出した際に、当地においても取り入れられました。

その国で働く労働者へ指導、教育するために派遣された日本人トレーナーは、当地で採用された労働者へ「改善」の方法、「改善」の大切さを教えました。

こうして次第に「改善」は世界へ広まっていき、その他の海外地域の製造業者も日本の「改善」を取り入れ始めていきます。

まとめ

現在では、「改善」は「KAIZEN」として世界共通で通用する言葉にまでなりました。

仕事における「改善」の良い点は、「改善」を行うことで、同様な商品を扱う他社と差別化を図ることができるということです。

知恵を絞ることで、より良い製品を作ることができるのならば、知恵を絞りださない手はありません。

「改善」は自分自身のアイデアで、場合によってはお金を掛けずに素晴らしい商品を生み出すことが出来るわけです。

カインド事業所においても、日々、みんなで知恵を出し合って業務の改善に取り組んでいるところです。

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