【2024年版】いいね周りが危険な本当の理由【Instagram運用代行】【鹿児島市のA型事業所】

 

1.Instagramの市場は拡大している

 Instagramのユーザー数は日本国内だけでも3300万人(2019年時点)と言われており、個人から企業まで様々な活用がされています。

 そんなInstagramはアカウントの登録から利用がとても手軽にできる点から、企業や店舗がアカウントを運用し集客に利用するパターンが多く見受けられます。

本稿ではInstagramを活用する企業・店舗向けの絶対にやってはいけないInstagram運用方法「いいね周り」について紹介していきます。

現在SNS運用を外注していたり、コンサルを受けている中でこのような手法を用いていたら要注意!

2.いいね周りは絶対にするな

 様々なユーザーの投稿にいいねをしながら自分の投稿にいいねを返してもらうという返報性の原理を活かしたアカウント運用の方法がSNSマーケティングの実践例として広まりました。しかし、2023年現在のインスタグラムでこれを行ってしまうと最悪の場合アカウントのデータが崩壊して一生フォロワーが増えない・お客さんも増えない地獄のアカウントが生まれるかもしれません。

 では、何故いいね周りをしてはいけないかという点を説明していきます。いいね周りをすることでアカウントの意図するターゲット層と異なる層にリーチする(自分の投稿が届いてしまう)恐れがあります。

インスタグラムが投稿を拡散する際に誤った層に間違えて拡散してしまい、本当に求めているユーザーに届かないという可能性が生じるということです。

Instagramが拡散される仕組みは、一つひとつの小さなデータの蓄積です。どこに住んでいるどんな人がいいねをしたのか?また、保存したのか。そして、どういう投稿をみてフォローしたのかという細かな動きを集約しています。そういった内部データの蓄積に対し、いいね周りは想定以外のユーザーからのアカウントへの流入となってしまい意図しない地域や属性(性別や年齢層)のデータが増えていきます。

 Instagramが投稿を拡散する仕組みの基本は、小さなデータの蓄積です。これらをもとに、発見欄やハッシュタグでどのようなユーザーに表示させるかをインスタグラムのAIが自動的に判断しています。

 鹿児島県内で商品を売りたい場合、東京のユーザーに投稿を広めてフォロワーが増えても実際に実店舗の売り上げが上がることはありません。

自分の発信する情報を求めている人にしっかりと届けるという本来の目的を達成する上で、いいね周りは悪影響を及ぼす可能性があるということです。

 しかし、いいね周りはアカウントの運用意図がtoBなのかtoCなのか、またEC展開があるのかなど様々な条件のもと、うまく活かすことができるケースが存在します。

3.実はやっていいいいね周りがあるらしい?

 いいね周りは無料でチラシ配り・名刺交換ができる最強の方法です。

これまで語ってきたことを覆すような発言になるのですが、いいねをするだけで簡単に多くのユーザーが自身のプロフィールへのアクセスを獲得することができます。

 問題は、無闇矢鱈にいいね周りをすることです。いいね周りをすることがプラスになる条件について、紹介していきます。

①自分のアカウントと似たジャンルのアカウントのいいね欄のユーザーにいいね周りをする

 例えば同じ地域の飲食店の投稿についているいいね欄のユーザーは、自分の潜在顧客であり実店舗に足を運んでくれる可能性のあるユーザーです。そのようなユーザーに絞っていいね周りをすることで、フォローしてもらえるだけでなく実店舗に足を運んでもらえる可能性も高まります。

②ECによる商品展開が行われている場合

 ECによる商品展開を行っているのであれば、全国からのアクセスがそのまま収益に直結するため実店舗に足を運んでもらう必要なく商品の価値を訴求できれば売り上げの繋がります。

 とは言え、ここで注意したいのはいいね周りをするユーザーの属性です。保険の商材を売りたいのに中学生や高校生にいいねをしても商品は1つも売れません。企業がアカウントを運用するにあたり設定しているペルソナに沿ったいいね周りが効果的と言えるでしょう。

4.おわりに

 いかがだったでしょうか。アカウントを運用していく上で、むやみにいいねをすることがいかに浅はかであるか理解いただけたかと思います。

 Instagramのアルゴリズムは常に変化していく中で、アカウントの運用方法も柔軟に変化させていくことが重要視されています。

思考停止のアカウント運用、していませんか?

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