【利用者さんブログ】忘年会の幹事はマジで×××【鹿児島市のA型事業所】

忘年会が気が気じゃない

 

とにかく避けた方がいいのが、自分から「忘年会やろ!」と発信すること。「じゃ、幹事やって!」と、イッツオートマチックで押し付けられちゃうこと必死だ。

そんなつもりは・・・とボヤいたところで後の祭り。その日から憂鬱な日々を送ることになる。

まず、日程が決まらない。

言い出した時はポジティブな反応をしていた者たちも、やれ「先約だ、、」とか、やれ「友達との予定が、、」とか全く妥協してくれず心が折れそうになる。

最終的に「行けたら行く」派が多数派を占め、開催日まで気が気じゃない。

呼ぶメンバーをどうするかも悩ましい。先輩あたりは特に気を遣う。道端でバッタリ会った先輩に「忘年会やろーよ」とか言われちゃった場合、本気なのか、その場の社交辞令なのか判断がつかないなんてことがよくある。

開催場所をどうするかもセンスが問われるから悩みのタネだ。いろいろ考慮しながらなんとかひねり出して、「やっぱ冬は鍋だよね」と正しすぎる選択をしたとしても、いざ当日になったら「また鍋かよ」とか「昨日ここ来たわ」とか言い出す奴がいるからたまらない。

なんとか会を終えたとしても、まだ安心はできない。お会計の段になれば、「誰々は遅く来たから、あんまり払わなくていいよ」とのたまう優等生が現れる。徴収するのは僕なのに・・・。結局、途中で面倒くさくなって、自分が多く払うハメになる。それでなんとか店を出れば、極寒!!そしてこう思うだろう。

 

「この幹事として過ごした時間を忘れるために忘年会をしたい!」と。

(文 E.T)