【A型事業所利用者ブログ】飲み会の帰りに感じたお金の話【鹿児島市のA型事業所】

先日、2回り近く年下の若者たちと飲みに行った。2時間半、楽しく食事して会話してお会計。

もちろん自分が全て支払ったのだがその場の若者の1人が千円でも良いから払わせて欲しかったですと言った。その若者が車を停めていた駐車場代金も私が支払おうとすると、少しキレ気味で丁重に断られた。僕のプライドが許しませんと。笑。

私は普段お酒を飲まないし、夜の街に繰り出すことも少ないので飲み会の会計の暗黙のルールがいまだにわからない。同じ立場、近い年齢だと皆、割り勘でスッキリするのだが、年齢、立場、性別、お付き合いの距離感によって支払う金額を調整するのが難しい。

確かに自分が若かりし頃はご馳走してもらうことが多く嬉しかったが全額マルマル奢られるとどこか心地が悪い感じがした。過去に1人だけお会計の際に千円だけ受け取ってくれた先輩がいたが、その時とてもかっこよく感じたのを覚えている。なんでも全額支払えば良いというものではないということを強く感じた。大事なのは皆が気持ちよく会計を済ませることなのだと。

 

その先輩は「この千円は将来大きく増やしてなんらかの形でお返しさせてもらうね」と言っていた。僕もそんなスマートな大人になりたい。

 

(文:N.T)