良い睡眠をとるために実践できること【鹿児島市のA型事業所】
パソコンや携帯といった電子機器を使用する機会が多い近年、よい睡眠をとれている人は少ないと考えられています。
朝起きて、まず携帯を見る。
仕事でパソコンを使用する。
帰宅後、携帯やパソコンを使用して動画を見る。
こうした生活の中で目や脳が酷使され、気が付けばよい睡眠がとれない体質になっていたりするのです。
だた、現代社会においてパソコンや携帯は必要不可欠なアイテムでもあるため、使用頻度を下げることはできても、一切使わないということは限りなく不可能に近くなっています。
このような環境でどのようによい睡眠をとれるようにするかについて考えてみました。
まずは当たり前かもしれませんが、起床後に陽の光を浴びることが重要だと考えられます。
太陽光を浴びると夜眠れるというのは誰もが知っていると思います。
では、なぜそうなるのか。
人には「メラトニン」という睡眠を促すホルモンと、「セロトニン」という覚醒を促すホルモンの二種類が存在します。
日光を浴びることで、メラトニンの分泌が抑えられ、セロトニンが分泌されます。
セロトニンが分泌されることにより、人は活動的になります。
また、日光で抑えられたメラトニンは14時間後に再分泌が始まるので、夜に眠くなるのです。
このことから、朝に日光を浴びることの大切さがわかります。
次に、適度な運動をすることも大事だと思われます。
なぜなら運動そのものに睡眠を促す効果があるからです。
ただし、過度な運動は脳を活性化させてしまうため、逆効果になることもあるので無理のない程度の適度な運動がよいと考えられます。
例えば1日30分から1時間程度のウォーキングや、就寝30分から1時間前くらいにストレッチやヨガなども効果的だと思います。
そして、最も重要なことは就寝前にパソコンや携帯の操作をしないことだと考えます。
パソコンや携帯から出る光が脳に対して日中だという誤認をさせてしまうため、覚醒防止のために
就寝1時間前にはパソコンや携帯をオフにして、電気を消して床に入ると脳がしっかりと夜だと認識して睡眠を促してくれることでしょう。
上記のことを実践し、それでもどうしても寝付けない場合は、アロマを焚いてみるというのも一つの方法だと思います。
アロマには香りによって様々な効果があります。
香りの種類が多く、またブレンドもできるので、例えば安眠作用のある香りとリフレッシュ効果のある香りをブレンドして焚くこともできます。
安眠効果のある香りを一部上げますと、イランイラン・スイートオレンジ・ジャスミン・ラベンダーなどがあります。
安眠効果のある香りにはリラックス効果も含まれているので、心地よい睡眠をとれると考えられます。
ただし、アロマの香りには一部の病気に対し悪影響を及ぼす香りもあるので、持病のある方などは注意が必要です。
ここまで書いてきた内容が私の考えるより良い睡眠をとるために実践できることです。
気になった方は試してみてはいかがでしょうか。
F.Y.