幸せが怖い理由。言葉を紡ぐことでしか生きられない私【鹿児島市A型事業所】
幸せになるのが怖いという悪夢
怖いんだ。
幸せになることが。満たされてしまうと、この文章に終わりが見えるんじゃないかって。
そんな悪夢に怯えている。
枯れていたい、なんて痛いね。
言葉の上澄みだけに惹かれる人々
才と呼ぶには、私を助けてはくれなかった。
それでも上澄みはきらきらしていて、人は綺麗だと目を引くらしい。
未だ大人になれずにいる。
この障害も私自身も怯えて生きている。
誰かの邪魔にならなければいいな。
行き場のないなにかが、いずれ文章にたどり着いた。
それを才と呼ぶのなら、やっぱり私は異端だ。
誰にも邪魔にならない場所で拾い集める言の葉
人とは違う世界で、今日も目覚めてしまう。
頭の中で浮かぶ言の葉を、今日も選別して。
誰にも邪魔にならないように、誰かの忘れたなにかを拾い集めて。
人のなにかに名前なんか付けて、言葉をあてたりなんかして。
私は私を助けようとした。
埋まらない孤独を埋めようとした。
私を捨てきれなかった積み重ねが届くとき
きらきらは、きらきらでできてるんじゃないんだ。
これは上澄みにしか過ぎない。
全てがきらきらしているわけではないんだ。
私が毎日、私を捨てきれなかった積み重ねが、いつしか光の反射となってあなたに届いた。
だからあなたが私に何を求めているのかわからない。
けれど届くってことは、その光は意味があったのかもしれない。
私にとっても。あなたにとっても。
苦しくとも美しくとも、この光と生きていく
そうこれは、私の毎日。
才なんて尊いものじゃない。
だからこのきらきらは、綺麗じゃなくていい。
それでも光になれたなら。
意味があると思えて。
枯れたままでいたいなんて、そんなことはないけれど。
枯れていたからこそ、もがけていたのなら。
私はそうやって生きていく。
苦しくとも美しくとも。
そんな光が、私には必要だったように。
私が文章に求めているもの。
これまでもこれからも私を導いていくから。
≪文:はる /イラスト:はる、威(TAKESHI)≫
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