Procreateのブラシを自分好みにカスタマイズする方法【鹿児島市A型事業所】
皆さん、こんにちは。今回は、Procreateのブラシを自分好みにカスタマイズする基本的な方法について紹介します。
Procreateにはたくさんのブラシが用意されていますが、実はブラシの設定を変更するだけで、同じブラシでも描き心地や見た目を大きく変えることができます。
1.まずはブラシを選ぶ
最初に、カスタマイズしたいブラシを選びます。
ブラシライブラリを開き、普段よく使っているブラシを選んでみましょう。鉛筆のようなブラシ、インク系のブラシ、絵の具のようなブラシなど、どのブラシを選ぶかによって設定を変更したときの変化も異なります。
初めてカスタマイズする場合は、現在使っているお気に入りのブラシをコピーしてから編集するのがおすすめです。
ブラシを左にスワイプすると「複製」が表示されるので、コピーを作っておきましょう。
元のブラシを残しておけば、「設定を変えすぎて使いにくくなった」という場合でも、いつでも元の状態に戻せます。
2.ブラシスタジオを開いて設定を変更する
ブラシを選んだら、ブラシのアイコンをタップして「ブラシスタジオ」を開きます。
ここでは、ブラシのさまざまな設定を細かく調整できます。
ただし、設定項目は非常に多いため、最初からすべて理解する必要はありません。
3.「ストロークのパス」で線の描きやすさを調整
「ストロークのパス」では、線を引いたときの間隔や手ブレ補正などを調整できます。
たとえば、手描きのラフな線を残したい場合は、補正を強くしすぎないほうが自然な仕上がりになります。
一方で、きれいな線画を描きたい場合は、ストリームラインなどの補正を調整すると、線が安定して描きやすくなります。
「線をきれいにしたいけれど、自分の手描き感も残したい」という場合は、補正を少しずつ変更しながら試してみるとよいでしょう。
4.「シェイプ」でブラシの形を変える
「シェイプ」では、ブラシの先端となる形状を調整できます。
ブラシによっては、筆先の形や向き、散らばり方などを変更することで、描いたときの印象が大きく変わります。
例えば、丸い形状なら柔らかい印象に、細長い形状なら筆やペンに近い印象にすることができます。
ブラシの先端を変えるだけでもオリジナリティが出るので、「既存のブラシを少し違う雰囲気にしたい」というときに便利です。
5.「グレイン」で質感を調整する
ブラシの質感を変えたいなら、「グレイン」をチェックしてみましょう。
グレインは、ブラシで描いたときに現れる模様やテクスチャに関係する設定です。
紙のようなザラザラした質感を加えたり、絵の具のような独特の表情を出したりすることができます。
同じブラシでもグレインを変更すると、かなり印象が変わることがあります。
「デジタル感の少ない、アナログ風のブラシを作りたい」という場合には、特に試してみたい設定です。
6.「Apple Pencil」で筆圧による変化を調整する
Apple Pencilを使っている場合は、「Apple Pencil」の設定も重要です。
ここでは、筆圧によってサイズや不透明度などがどのように変化するかを調整できます。
例えば、線を太くしたい場合は強く押したときにサイズの変化を調整します。
逆に、筆圧をかけても線の太さをあまり変えたくない場合は、変化を小さくすることで安定した線を描きやすくなります。
「弱く描いたときは細く、強く描いたときは太く」という設定にすると、鉛筆やペンのような自然な描き心地を作ることもできます。
7.「プロパティ」で使いやすさを整える
「プロパティ」では、ブラシのサイズや不透明度など、実際に使うときの挙動に関係する設定を変更できます。
特にチェックしたいのが、ブラシの最大サイズと最小サイズです。
例えば、細い線を中心に描きたいブラシなら最大サイズを大きくしすぎないようにすると、必要以上に太い線になってしまうのを防げます。
自分が普段使うサイズに合わせて調整すると、ブラシを選んだあとに毎回サイズを変更する手間も減らせます。
8.完成したブラシは名前を付けて保存する
自分好みのブラシが完成したら、ブラシ名も変更しておくと便利です。
例えば「オリジナル線画ペン」「やわらか鉛筆」「ざらざら水彩」など、用途が分かる名前を付けておけば、ブラシライブラリからすぐに見つけられます。
また、元のブラシを複製して作った場合は、オリジナルとカスタマイズ版を分けて管理できます。
イラストを描いているうちに「このブラシはもう少し細いほうがいい」「もう少しザラザラした質感にしたい」と思ったら、その都度調整していきましょう。
Procreateのブラシカスタマイズは、最初は設定項目が多くて難しく感じるかもしれません。
まずはお気に入りのブラシを複製し、「線の補正」「ブラシの形」「質感」「筆圧」の4つを中心に少しずつ変更してみましょう。
同じブラシでも、筆圧の強さや描き方によって使いやすい設定は変わります。
最初から完璧なブラシを作ろうとせず、実際に絵を描きながら少しずつ調整していくのがおすすめです。
ぜひ、いろいろな設定を試して、自分にとって一番描きやすい「お気に入りの1本」を作ってみてください。
(文・構成:佐伯)