Procreateでアニメーションは作れる?【鹿児島市A型事業所】
皆さん、こんにちは。今回は、Procreateでどんなアニメーションが作れるのか、基本的な作り方やメリット、注意点について分かりやすく紹介したいと思います。
「Procreateってイラストを描くアプリじゃないの?」と思っている人も多いかもしれません。実は「Procreate」には、アニメーションを作るための機能も搭載されています。
本格的なアニメーション制作ソフトと比べるとできることには違いがありますが、イラストを動かしてみたい人や、短いGIFアニメーションを作りたい人には便利な機能です。
1.Procreateではどんなアニメーションが作れる?
Procreateには「アニメーションアシスト」という機能があります。
この機能を使うと、描いたイラストを1枚ずつ切り替えることで、パラパラ漫画のようなアニメーションを作ることができます。
例えば、
- キャラクターが手を振る
- 髪の毛や服が風になびく
- キャラクターがまばたきをする
- ボールが跳ねる
- 水や炎を動かす
- 表情を変化させる
- イラストの一部だけを動かす
といった表現が可能です。
2.Procreateでアニメーションを作る基本的な流れ
アニメーション制作と聞くと難しそうに感じますが、基本的な考え方はシンプルです。
まず、Procreateで新しいキャンバスを作ります。
次に、左上の左端にあるアクションのマークをタップして、キャンバスの中にある「アニメーションアシスト」を有効にします。すると、画面下部にアニメーションのフレームを管理するためのタイムラインが表示されます。
ここで、1枚目の絵を描いたら、続いて2枚目、3枚目……と少しずつ絵を変えていきます。
例えば、キャラクターが手を振るアニメーションなら、手の位置を少しずつ変えながらフレームを2枚目、3枚目……と追加していきます。
そして、これらのフレームを連続して再生すると、絵が動いて見えるという仕組みです。
3.「フレーム」という考え方を理解しよう
アニメーションを作るうえで重要なのが「フレーム」です。
フレームとは、アニメーションを構成する1枚1枚の絵のことです。
例えば、10枚の絵を順番に表示すれば、10フレームのアニメーションになります。
ただし、フレーム数が多ければ必ず良いアニメーションになるわけではありません。
動きを滑らかにしたい場合は多くのフレームが必要になる一方、あえて少ないフレームで作ることで、パラパラ漫画のような味のある動きを表現することもできます。
最初は、いきなり長い作品を作るのではなく、「まばたき」や「口を動かす」「髪を揺らす」など、数秒程度の短い動きから始めるのがおすすめです。
4.Procreateでアニメーションを作るメリット
Procreateを使ってアニメーションを作るメリットの一つは、何といってもイラスト制作との相性が良いことです。
普段からProcreateで絵を描いている人なら、ブラシやレイヤーなど、基本的な操作をある程度そのまま活用できます。
また、手描きならではの自然な線や表現をアニメーションに取り入れやすいのもポイントです。
「難しいソフトを覚える前に、まずは絵を動かしてみたい」という人にとって、Procreateはアニメーションの入り口として使いやすいでしょう。
完成したアニメーションは、SNSに投稿したり、作品の一部として活用したりすることもできます。
5.Procreateだけでは難しいこともある
一方で、Procreateはアニメーション専門のソフトではありません。
そのため、長時間のアニメーションや、大量のカットを使った複雑な映像作品を制作する場合には、別のアニメーションソフトや動画編集ソフトのほうが向いているケースがあります。
また、キャンバスサイズやレイヤー数などによって、利用できるフレーム数にも影響があります。
「映画のような長編アニメーションを作りたい」という場合は、Procreateだけですべてを完結させようとするよりも、Procreateで素材や作画を作り、別のソフトで編集する方法も検討するとよいでしょう。
Procreateは、イラストを描くだけでなく、アニメーション制作にも活用できるアプリです。
イラストに少し動きを加えるだけでも、作品の印象は大きく変わります。
「絵は描けるけれど、アニメーションは難しそう」と感じている人も、まずは短いアニメーションを1本作ってみてはいかがでしょうか。Procreateなら、イラストを描く感覚を活かしながら、動く作品づくりを楽しむことができます。
(文・構成:佐伯)