障害と向き合う仕事観:やりがいか生活か?生きづらい時代を自立して生きるヒント。【鹿児島市A型事業所】

五体満足

「仕事にやりがいを求めるべきか、それとも生活のためと割り切るべきか」

この問いに対し日々、葛藤しながらも自立への道を模索する方へ向けて、私自身の経験を交えた考えを整理しました。

生活の為の仕事

どれほど高い志を持って資格を取り、理想の職種に就いたとしても、会社の環境や方針によって「思い描いていた仕事」ができないケースは多々あります。」

これは健常者であっても同じです。ましてや障害を抱えている場合、働き口の選択肢はさらに狭まり、スキルがあっても正当に評価されたり、十分な配慮を受けたりすることが難しいのが現実です。

私自身、これまで経験してきた仕事の多くは、決して「好きだから」やっていたわけではありません。正直に言えば、ただ生活費を稼ぐために、感情を無にして働いてきました。

多くの人が「仕事は生活のため」と割り切って働いているのは、ある意味でこの厳しい現実を生き抜くための防衛本能なのかもしれません。

仕事に悩む

障害を患い、現実と向き合っていくことは、並大抵の覚悟ではありません。「もし障害がなければ、もっと幸せな人生だったのではないか」と、変えられない過去や宿命を呪いたくなる夜もあります。

しかし、人生は常に「選択の連続」です。

  • どの仕事を選ぶか
  • その仕事にどう向き合うか
  • 今の自分をどう受け止めるか

これらすべてを決めるのは自分自身です。どれだけ人に支えを求めても、自分の人生の代わりを他人が担ってくれることはありません。この孤独な事実を受け入れたとき、初めて本当の意味での「自立」への一歩が始まります。

チームワーク

現在、私は福祉事業所の利用者からスタッフとなり、ブログの執筆を仕事の一環として担当しています。これは私の数少ない「得意分野」であり、結果として「好きなこと」を仕事にできています。

一方で、他の業務については今でも感情を無にして取り組むこともあります。しかし、今私が感じているのは、「生活のためだけの労働」と「スキルを磨くための労働」の差です。

毎日をただ疲弊して過ごすのではなく、今目の前にある仕事から何かを学び、自分のスキルとして蓄積していく。そうした小さな「目的意識」を持つことが、精神的な疲れを和らげ、将来の自分を助ける力になります。

4. 孤独を知るからこそ、感謝と支え合いを

人との絆

かつて私は、自分だけが世界で一番不幸だと思い込み、狭い視野に閉じこもっていました。しかし、福祉事業所で自分より重い障害を持つ方々や、中途障害で苦しむ方々と出会い、考えが変わりました。

「今日、五体満足で生きていられる保証など、誰にもない」

 

その事実に気づいたとき、他人の辛さや痛みが少しだけ自分のこととして感じられるようになりました。今の日本は、自分のことで精一杯で他人に無関心な「冷めた時代」に見えるかもしれません。

それでも、自分がしっかりとした意志を持って自立し、感謝の精神を忘れないことで、見えてくる景色は変わります。

「自分の居場所がある」ということ自体が、ひとつの幸せである。 そう思えるようになると、不満は感謝へと変わり、それが仕事へのやりがいや生きがいに繋がっていきます。

結び:自立した未来へ向けて

自立した未来

障害があってもなくても、生きていくのが大変な世の中であることに変わりはありません。しかし、自分の宿命を受け入れ、今できることに重きを置いて生きることで、少しずつ道は開けていきます。

生活のために働くことは決して恥ずべきことではありません。その土台の上に、少しの「自分らしさ(スキル)」と「感謝」を乗せていく。そんな歩みが、障害者も健常者もお互いに助け合える、より良い世の中を作る一助になると信じています。

まずは今、自分ができる一歩から始めてみませんか。

≪ベルリン≫

【就労継続支援A型事業所 カインド】

【様々な障害でおススメの仕事 株式会社manaby

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